「引き寄せの法則」を精神論にとどめない!「行動」して幸せを引き寄せよう!

あなたは「引き寄せの法則」、信じていますか?

「良いことを考えていれば幸せが引き寄せられる」という法則。

スピリチュアルな世界で「引き寄せの法則」は、どんどん精神論的になって、美しい言葉や心の支えになるような言葉があふれかえっているように思います。

もしかしたら、あなたは、そういうスピリチュアルや精神世界の「引き寄せの法則」を信じて「絶対私は幸せになれる」「良いことばかり起こる」と思い続けてはいませんか?

思い続けて、幸せになりたいと願い続けているのに、何も状況は変わらない。。

そして、「やっぱり引き寄せの法則なんて、ないんだ。。」とまた落ち込んで、「引き寄せの法則」を知る前の暗い毎日に戻ってしまう。。

なんてことに、なっていませんか?

もし、あなたがそういう状況になっているとしたら、たった一つ、シンプルだけど、絶対にやらなければいけないことを、やり損ねているだけかもしれません

それは、何か?

ズバリ、「行動する」ことです。

「え??行動する!?思っているだけでいいんじゃないの??思っているだけで、幸せになれるっていうのが、引き寄せの法則じゃないの?」と思ったあなた。

すごく残念です!

確かに、「思う」のは最初のステップとして、すごく大事。

でもね、「思う」だけじゃ足りないのですよ。やっぱり、「行動」しないと!

今回は、「引き寄せの法則」を信じて「幸せになりたい」と心の底から思って願っているのに状況を変えることができていないあなたに、「引き寄せの法則」を行動レベルに落として、本当に「あなたが理想とする未来を引き寄せちゃおうよ!」というお話を書きたいと思います。

借金2000万円を負った小池浩さんが、ドSの宇宙さんのおかげで行動しまくって借金完全返済、ラブリーな奥様と娘さんたちに巡り合い幸せになった話

実は、私も「引き寄せの法則」を知ったばかりの頃は、「良いことを考えて、心の底から願って、良いことで頭の中を一杯にして笑顔でいれば良いんだ」とだけ思っていました。

それでも、変わらなかったのですね。それどころか、変わらないものだから、願うことを諦めて、どんどん自虐的に自分を追い詰めて行ってしまいました。

結果が、ストレスフルな仕事をつづけた挙句に、自暴自棄状態で退職、同時期に始めた副業はうまく行かず、詐欺師に騙されて投資詐欺に遭い、45歳にしてコツコツと貯めた貯金を2割に減らしてしまうという、とんでもない状況になったのです。

その後、これじゃいけない、と目を覚まし、就職活動をして今の仕事に巡り合い、45歳にして初めての業界、職種で頑張っています(*^^*)

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初めての業界・職種とはいえ、大学時代の専門を生かした仕事。

思い起こせば、新卒の時にはその仕事に就くことができなくて、卒業後20年以上たってからその仕事につけたわけだから、初志貫徹というか、夢の実現というか。。

巡り巡って、大学に入る時に見た夢が叶っていたわけです(^o^)丿

この転職をしてすぐに出会ったのが、こちらの本。

「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ」

仙台でパワーストーンのお店を経営しながら、心理セラピストとしてご活躍中の小池浩さんが、ご自身の体験を元に書かれた著作です。「引き寄せの法則」を「口ぐせ」という行動に落として、そこから、どんどん行動させていくところが、他の精神論だけの引き寄せ本と決定的に違います。

30代の頃に、コツコツ貯めた貯金をもとに念願のアパレルショップをスタートするも、経営がうまくいかずに、2,000万円の借金(うち600万円はヤミ金)負ってしまった小池さん。

そこから、自分の人生を好転させるために、地道に愚直に、小池さんがいうところの「ドS」の宇宙さんから送られるひらめきを実行して、当初予定より1年前倒しの9年で借金を完済。

その間に、超絶美人の奥様とご結婚されて、可愛い二人の娘さんたちと、超ハッピーな毎日を送るようになったというのだから、素晴らしい!

この本を読む前から、私も引き寄せの法則の本は結構読んでいました。

でも、どれも、「願えば叶う」というメッセージとか、著者が「願えばかなった」個人的な体験のものが多くて、自分の行動にまで落とし込むことができませんでした。で、「著者はできたかもしれないけどさ、私は結局何も変わらないじゃん」だったのです。

でも、この本は「願うだけじゃダメ。実際、口に出して、行動すること!」と終始徹底しているところが、他の引き寄せ本とは全然違います。

引き寄せるための行動の第一歩として「ありがとう」「愛してる」とか、「チャリンチャリン」とか、「やった!これで願いが叶ったぞ!」など、あきらめそうになったときにつぶやく「口ぐせ」を、わかりやすく教えてくれます。かなり口の悪い「どSの宇宙さん」と一緒に(^o^)丿

実はこの本は、3冊シリーズです。私は、全て持っていて、何度も何度も読んでいます。外出時にはどれか1冊を持っていくようにしています。何度も読んで、考えなくてもポジティブな口ぐせが出てくるようになるまで、繰り返し読もうと思っています。

だって、この本に出合ってから、確実に前向きになったから。過去にどんな失敗をしていたとしても、それは未来につながるイベントに過ぎないと思えるようになったから。そして、ポジティブな口ぐせを習慣にするようになったら、会いたいと思った友達から連絡があったり、諦めそうになっていた件に進展があったり。どんどん人生が好転していっています。

だから、あなたがもし「引き寄せの法則なんて精神論だけじゃん」とがっかりしているとしたら、ぜひ読んでみて下さい。そして読むだけじゃなくて、実際に紹介されている口ぐせを、あなたの口ぐせにして、行動してみてください。

映画「幸せのちから」で放たれている、成功への最高に地味で超絶ストレートなメッセージ

「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ」では、「願えば叶う」なんていう、精神論では終わりません。

「願ったら、ちゃんと宇宙(あるいは、自分の潜在意識)に具体的に宣言して、宇宙(というか潜在意識)から送られるメッセージをキャッチして、行動すること。行動しなけりゃ、変わらないよ」というメッセージが、終始一貫しています。

そうなんです。

あなたの人生に責任を持ち、あなた自身を幸せにできるのは、あなたしかいないのですよ。

「引き寄せの法則」は、「願う」部分にばかりがクローズアップされがちですが、本来は「願う+行動する」セットでやらなければ、永遠に引き寄せることなんてできないのです。

この本にも出てくるのですが、「幸せのちから 」という映画をご存知ですか?

医療品機器の販売事業に失敗し、ホームレスのシングルファーザーとなったものの、株のブローカ―として選考を兼ねた厳しいインターンシップ期間を潜り抜けてチャンスを掴み、最終的には自分の会社を立ち上げ億万長者にまで上り詰めた実在の人物、クリス・ガードナーをモデルにした映画です。

映画では、成功したきらびやかな姿は出てきません。事業がうまく行かずに八方ふさがりになり、妻に去られたり、株のブローカーのインターンシップをしている間にホームレスになり、5歳の息子を抱え、その日の宿を求めて教会の無賃宿舎のために並んだり、駅のトイレで夜を明かしたりしながらも、諦めずに努力をしている苦しい時期が中心に描かれています。

クリスが挑戦したインターンシップは、20人の研修生のうち採用されるのはたった1人。しかも6か月の研修期間は無給という、厳しいものです。研修中のテストで1番をとっても、生き残れるわけではない。テストでの成績に加え、20人の中でダントツに一番の営業成績を上げなければならないのです。

ただでさえ厳しいのに、クリスは5歳の息子を抱えたホームレスのシングルファーザー。

正直、観ていて辛いシーンもあります。

滞納した税金支払いのために口座が差し押さえられ、全財産21ドルにまでなってしまったり。家賃滞納で追い出されたモーテルから、あてもなく地下鉄の駅に向かい、トイレに鍵をかけて息子と二人で夜を明かしたり。

でも、この映画を希望を持って観られたのは、後にクリスが大成功したことを、知っているから。

成功するためには、これほどの努力が必要なのだというメッセージが伝わるから。

この映画で、「引き寄せの法則」的にすさまじいメッセージを放っていると思ったシーンは、4つあります。

1つ目: 赤いフェラーリから降りてきた男性に、クリスが、職業とどうやってなれるのか聞くシーン。

男性が答えたのは「株屋だよ。学歴なんてなくてもなれる。数字と人に強ければ」。

ここでクリスは、高卒の学歴でも、数学は得意だったし、営業の仕事をしているから大丈夫、自分だって、あんなふうになれると考えます。そして、その男性が入っていったビルの周りにいる、その人と同じように自信にあふれ幸せそうな人たちの雰囲気や、その場の空気を、鮮烈に自分の意識に刷り込むのです。

引き寄せの法則では、潜在意識のパワーを最大限に引き出すことが大事と言われます。そして、潜在意識がある脳は、現実とイメージの区別がつかないとも言われます。

ですから、鮮烈にイメージしてそれが本当だと思っていれば、脳はそれが本当なことと認識するので、イメージしたことが現実になるいうこと。「願えば叶う」というのは、ここからきているのかもしれません。

ですから、引き寄せるには、まず鮮烈にイメージすること。あたかも、自分が既に臨む状態になっているかのように。そのために、なりたい人に近づき、行きたい場所へ行き、もう実現しているかのようにふるまって、そのように行動すること。

これが大事です。

2つ目: クリスと5歳の息子クリストファーが一緒に歩きながら、クリストファーが話す寓話。「2度も助けを送ったろう、馬鹿者が」

クリスが託児所へ息子のクリストファーを迎えに行った帰りに二人で歩いていると、クリストファーが楽しそうに話します。

あるところで、男がおぼれていました。

すると、一艘の船がやってきて「助けましょうか」と言いました。でも男は「大丈夫。神が助けてくれるから」と断りました。

しばらくすると、もう一艘の船がやってきて言いました。「助けましょうか」。でも男はまた、「大丈夫。神が助けてくれるから」と断りました。

そしてとうとう男は溺れ死んでしまいました。

天国にいって、男は神様に言いました。「神様、どうして私を助けてくれなかったのですか。」すると、神様は言いました。「馬鹿者、2度も助けを送ったじゃないか」。

ここ、クリストファーが、あどけない声で笑いながら話すのですが、かなりグサっと来ました。

「差し伸べられた手には、感謝して頼れ。チャンスはつかめ。精神論だけじゃ救われない」という強烈なメッセージが読み取れたから。

3つ目:  クリスが息子に言う言葉「欲しいのもがあれば、何としても取りに行け。それだけだ」

「やりたいことがあるのに、『できない』なんて言わせるな。たとえ、親にだって。欲しいものがあれば、なんとしても取りに行け。それだけだ」

誕生日プレゼントに買ってもらったバスケットボールで嬉しそうにバスケットをするクリストファー。「プロになるんだ!」とはしゃぐクリストファーに、クリスは「どうかな。パパもあまり上手じゃなかったし、お前も大して上達しないよ。バスケットに熱中したって意味がないさ」と言ってしまいます。

すると、クリストファーは、つまらなそうにボールを片付けます。その時に、息子の様子を見てクリスが言ったのが上記のことば。

自分が何かになりたいと思って熱中していると、足を引っ張る人が出てくることがあります。時にそれは、親だったり、親しいと思っていた友達だったり。それは、「ドリームキラー」と言われます。引き寄せたいものが本当に欲しいものなのか、それを手に入れる覚悟ができているのかを試すために出てくるもの。

ドリームキラーに負けずに、心を折らずに、行動できるかどうか。それを、クリスは、息子への言葉として、自分にも言い聞かせていたのだと思います。

4つ目: クリスがインターンシップでたった一人正社員に選ばれたシーン

社長からの「インターンシップは簡単だったかい?」との問いに対するクリスの答え。「いいえ。その逆でした」。

成功すると、成功だけがクローズアップされて、いかにもスイスイと達成できたように見えるけれど、でも本当は、ものすごい努力をしているものなんだということ。

以上、4つのシーンでした。

この他にも、この映画には、成功を引き寄せるためのヒントが本当に沢山あります。

主役を演じたウィル・スミスは、この映画で主演男優賞にノミネート。映画としても素晴らしいので、機会があればぜひ観てみて下さいね。

人生はあざなえる縄。「願って」「行動して」幸せを引き寄せて、負けない人生を楽しんでいこう!

今、あなたは幸せですか? どん底と思っていますか?

どんな状況にあっても、この状況が永遠に続くわけではありません。あなたが、必ず変えよう、と心から願い、行動するならば。

人生は続いていくもの。あざなえる縄です。

今、ここ、だけで判断しないで、願って、行動して、幸せな人生、負けない人生を歩んでいきましょう。

引き寄せの法則を精神論に留めるなんてもったいない。ご紹介した小池浩さんや、クリス・ガードナーさんのように、「行動」してなりたい自分、見たい未来を叶えていきましょう。