【不安】に負けそうになったら気持ちをノートに書き出して整理してみよう

不安に負けそうになってしまうこと、ないですか?

なんとなく、ボヤンとした不安。
将来に対する、漠然とした不安。
大丈夫かな。。。
失敗しないかな。。

不安に襲われると、落ち着かずに眠れなくなったり、何も手につかなくなってしまうことがありますよね。

そんな時は、不安をノートに書き出してみることをおすすめします。

書いてみると、書きながら気持ちが整理されてきたり、書き出して客観的に眺めてみたら実はそんなに大きなことではないと気づいたりします。また、書きながら解決法が思い浮かぶこともあります。

私は、よくそうやって「不安」を「見える化」して、自分が不安に思っているものを確認したり、気持ちを落ち着かせたり、解決するための方法を考えたりしています。

ノートに向かって、ボールペンで字を書いているだけで落ち着きますし。白いノートを自分の気持ちを埋めていって、自分の思いを確認する作業は、自分との対話でもあり、すごく冷静な気持ちになったり、自分の中のポジティブな気持ちが呼び起こされたりして、不安な時にはすごく効果的です。

この方法は、メンタリストのDaiGoさんも、「エクスプレッシブ・ライティング」と言ってオススメしている方法です。

あなたも、不安に襲われて何も手につかなくなりそうなときは、試してみて下さい。

DaiGoさんも推奨する「エクスプレッシブ・ライティング」を習慣にして不安に負けない方法

DaiGoさんがいうには、「エクスプレッシブ・ライティング」では、毎日20分ほど、自分の感情をノートに書き綴ることを習慣にするとよいそうです。

寝る前とか、朝起きた時等、時間を決めて習慣にすること。続けているとストレスが軽減してメンタルが強くなるそうです。

ただ、20分は少し長いですよね。その場合は、最低8分間やるだけで効果があった例もあるとのことで、8分間でも良いようです。まずは、5分位から始めて、8分位できるようになると良いですね。

私も、毎日ではないですが、やっています。

朝早く、家族が起きてくる前に起き出して、誰もいないリビングでノートを広げて、自分の気持ちを書き出すのです。

不安な気持ちを書くこともあれば、感謝していることを書くこともあります。

ここで大切なのは、「ネガティブな気持ちばかり書かなくても良い」ということ。思いついたことを、そのままどんどん書いていけば良いのです。大切なのは「自分の気持ちと向き合うこと」

自分の気持ちと向き合い、冷静に受け止めることができるようになると、緊張したり、不安に襲われたときに不安を感じにくくなり、メンタルが強くなっていくそうです。

「エクスプレッシブ・ライティング」の目的は、自分の気持ちと向き合うこと。
そうすることで、メンタルを鍛えることです。

ですから、書いたことは日付を書いて残しておき、少し経ったら見返すことで、今の自分と比べることもでき「あの時は、こんなことで悩んでいたんだな。ちっぽけなことだった」と思い出すこともできるといいます。

長期的な視点でも、短期的な視点でも「気持ちを書く」のは役に立つ

DaiGoさんが推奨する「エクスプレッシブ・ライティング」は、毎日の習慣にすることでメンタルを鍛えることができる方法です。

ノートとペンがあれば、今からでも始められることなので、あなたも是非始めてみてください。

また、「エクスプレッシブ・ライティング」を実際にやってみると、メンタルを鍛えるという長期的な視点だけでなく、「当面の不安」を整理して取り除くという即効性もあることに気が付きます。

不安に感じている時というのは、明確な原因が分からないことが多いです。なんとなく、自分に自信がなかったり、将来大丈夫かな。。。と思ったり、家族や仕事、生活面で、漠然とした不安や悩み、ストレスに押しつぶされてしまいそうな時に不安だな、と感じます。

そんな時に、ノートとペンを取り出して、自分が感じていることを、どんどん書き出していきます。すると、どんなことを自分が不安に感じているのか、具体的に気づくことができます。具体的に気づくことで、不安の正体が分かり、落ち着かせる方法を思いつくこともあります。

【不安】は見えないから不安なのではと思います。

だったら、その【不安】を【見える化】すること。

そうすることで、漠然とした不安から、具体的な形になってきますから、とらえやすくなります。とらえることができれば、問題の原因が分かったり、対応策が見えてきたりするものです。

あなたも、漠然とした不安に負けそうになったら、ぜひ思っていることを書いてみて下さい。そして、不安に負けずに自分を取り戻していってくださいね。

オススメ図書のご案内

『ストレスを操るメンタル強化術』 DaiGo著

メンタリストのDaiGoさんが、内向的でストレスに弱い人でも、ストレスに強くなり、ストレスを味方につけて生きやすくするための方法を書いている本です。
ストレスの対処法というと、精神論だったり、スピリチュアル的なものになってしまったりすることもあります。でもDaiGoさんの素晴らしいところは、ストレスの科学的な根拠をとらえて、具体的な方法で解決策を提案してくれるところ。
ストレスを感じる仕組みの解説から、どのようにストレスを味方につけたら良いのか、また、瞑想法などの具体的な方法が、詳しく説明されています。全部は難しくても、どれか一つの方法でも取り入れてストレスを味方につけることができれば、随分生きやすくなると思います。