疲れには「体の疲れ」と「脳の疲れ」があるそうです。
体の疲れを取るには、食べて眠るのが一番!
やっかいなのが、「脳の疲れ」です。寝ても寝ても、いやなことを思い出してしまったり、仕事が辛かったりすると寝て起きて、仕事に行くと思うだけで疲れちゃいますよね。
そんな「脳の疲れ」を取るのに、瞑想が良いそうです。
でも、瞑想って、ちょっと難しい感じがしませんか?座禅を組んで静かにするの?何分やったらいいの?どこで、いつ頃やったらいいの?など。
私も、瞑想をすると気持ちが落ち着くな~と思いますが、せわしない毎日だと、なかなか静かにゆっくりする時間を作るのも難しいものです。
そんなとき「歩く」ことで瞑想できるなら、やってみたいと思いませんか?
歩く瞑想は「マインドフル・ウォーキング」とも言われ、普段歩く時に少し気を付けるだけで、できるんですって。
私は、このところ、「マインドフル・ウォーキング」に、引き寄せの法則での魔法の言葉「ありがとう」と「愛してる」を組み合わせています。心が落ち着いてすごく良いんですよ。
そこで今回は、マインドフル・ウォーキングに「ありがとう」「愛してる」を組み合わせた、幸せになる歩き方をご紹介します。
マインドフル・ウォーキングって何?
あなたは「マンドフルネス」という言葉を聞いたことがありますか?
シンプルに言うと「今、この瞬間に全力を傾けること」です。MITマインドフルネスセンター所長を務めるジョン・カバットジン博士は、マインドフルネスを下記のように定義しています。
今という瞬間に、余計な判断を加えず、(中略)自分の人生がかかっているかのように真剣に、意識して注意を向けること。
「今」に意識を集中させることで、心を穏やかにし、集中力を高めて、落ち着いた状態で過ごすことができるそうです。
このマインドフルネスは、瞑想や呼吸法によって実践させることが多いです。確かに、瞑想や呼吸法で雑念を払い、今に集中するのは効果的です。
でも、瞑想は、実は、じっとしているだけではなく、歩くことでも実践できるそうです。実際に、曹洞宗や臨済宗などの禅宗の修行にも、座禅の合間に「経行(きんひん)」という歩行瞑想も実践されているそうです。
これは、座禅で固まった足の筋肉をほぐす目的だけでなく、座禅と座禅の合間すらも、瞑想を途切れさせず修行を続けるという目的で行われます。歩くことでも、瞑想することができるのです。
それが、マインドフル・ウォーキング。
ポイントは、「歩く」ことに意識を集中することです。足の感覚に意識を集中させ、小さな歩幅でゆっくりと歩いてみる。かかと、つま先の順番で足が床から離れ、体重から解放される。空中に浮いた足がまた、かかとから着地して床の感触と体重を感じる。そういう、「歩く」動作を一歩一歩じっくりと感じながら歩くことです。
このとき、「集中力を高めるため」など、何かちょっと「崇高な」目的のために歩くと意識しなくても大丈夫です。ともかく、今に集中して、歩いているということを黙々と続ければ良い。
時間も、そんなに長く歩かなくて大丈夫です。家の廊下だっていいし、ソファから立って歩き回るだけでもOK。もちろん、外へウォーキングに出かけたって大丈夫ですよ。
ただ、ウォーキングの場合は、時間も距離もそれなりに長くなるでしょうから、ずっと意識を歩くことに集中していることは難しいかもしれませんね。その場合は、ウォーキングをしている間の一部の時間だけでも大丈夫です。
要は、深く考えすぎないこと。
マインドフル・ウォーキングをしているときに、雑念が入ってきたら「雑念、雑念」と言ってその意識を追い払って、歩くことに集中してみましょう。
マインドフル・ウォーキングについては、精神科医であり僧侶でもある川野泰周さんの著書「悩みの9割は歩けば消える 」 で紹介されています。
瞑想法や呼吸法より、ずっと手軽にできるマインドフルネスの実践方法としてすごくオススメです。
幸せになれる、「ありがとう&愛してるのマインドフル・ウォーキング」
マインドフル・ウォーキングをする時、雑念が入らないことが大切です。でも、ただ、「雑念、雑念」と振り払うのではなく、「ありがとう」「愛している」と呟くことで、歩くことや、持っているものへの感謝、自分へのいたわりを全身で感じています。
「引き寄せの法則」を実践したことがある方ならば、「ありがとう」と「愛している」は、自分の潜在意識を高めるための最高に良い言葉だということをご存知かもしれません。
このところ、私は、「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ」 という本を繰り返して読んで、そこに書かれている口癖を実践してどんどん幸せになっていっています。
これを、ウォーキングの間や、歩きでの移動時間に実践しているのです。
ところで、「引き寄せの法則」では、「ありがとう」や「愛している」を何度も言うと良いといわれます。これ、どうしてかな~、とか、誰に対して言うのかな~と思っていました。
さらに、「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ」 や、引き寄せの法則についての世界的ベストセラー「ザ・シークレット」 で言われる「宇宙」って何だろうということもすごく不思議でした。
この1か月ほど、「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ」と、そのシリーズ本を何度も読み直し、書かれていることを実践しています。その中で「ありがとう」と「愛してる」を何度も言うということがあるのです。
でも、どうして「ありがとう」と「愛している」なんだろうとか、「宇宙」って何だろう。。と思っていたことの意味が、ようやくわかってきました。
引き寄せの法則で「ありがとう」や「愛している」は、本当の自分へのメッセージなんです。
そして、「宇宙」は、もちろん私たちが奇跡のように命を与えてもらったこの地球が存在する「宇宙」のことや「父」や「慈父」のことでもありますが、自分の潜在意識そのものでもあります。
人はみな、自分の人生を幸せに生きるために生まれてきます。そして、一人ひとり、みんな最高に幸せに生きることができるのです。
それなのに、生まれた家庭や環境、育つ環境や、その中で植え付けられてしまう思い込みによって、本来の自分を大切にすることができなくなってしまうことが、本当に多い。
それを、自分に対して「生まれてくれてありがとう」「いてくれてありがとう」「自分自身のことを大切に思っているよ、愛しているよ」と伝えることで、自分の潜在意識を浄化して力を得るのです。
脳は、一人称も二人称もなく、否定は認識せず、現実と希望とは全部同じように認識するそうです。ですから、常に「ありがとう」「愛しているよ」というメッセージを送り続ければ、幸せな状態が続くというわけです。
自分を肯定してあげて、自分の可能性を信じてあげて、自分が幸せだというメッセージを送り続けると、見るものや聞くこと、体験すること、持っているものが、本当に愛しく、どんなに自分が幸せなのかと言うことを感じることができるようになります。
それだけで、すごく幸せ度は増すのです。
あなたも、やってみて下さい。「ありがとう&愛しているのマインドフル・ウォーキング」。
右足を出したら「ありがとう」、左足を出したら「愛している」と、交互につぶやくのです。声に出すのが難しければ、頭の中で唱えるだけでも大丈夫。
そうすれば、歩くことに集中できて、さらに、感謝と愛のメッセージを自分の脳に送り続けることができます。常に、宇宙でもある潜在意識にハッピーな言葉を送り続けるんだから、すごく手軽で、幸せになれる瞑想法ですよ。
ぜひ、やってみて下さいね。
悩みの9割は歩けば消える (青春新書プレイブックス)
精神科医であり、臨済宗のお寺の住職さんでもある川野泰周さんの著書。SNS疲れ、さとり世代、パワハラ上司、親世代とのねじれ関係など、現代人らしい悩みを紐解き、解決方法の一つとして、マインドフルに歩くことを提案しています。マインドフル・ウォーキングの参考書としてはもちろん、幸せに生きるためのヒントが満載です。 |
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借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ
幸せになりたいすべての人たちに、今、一番オススメしたい本です。著者の小池浩さんご自身が、36歳の頃から実際に自分の身に起こったことと、実践してきた引き寄せの口ぐせを、具体例とともに、すごく分かりやすく書かれています。今、どん底にいるあなたも、「引き寄せの法則」が上手くいかないと思っているあなたも、ぜひ読んで、ドSの宇宙さんが教えてくれる口ぐせを自分のものにしましょう。心が軽やかになり、大丈夫!と思えますよ。 |
「ウォーキングでのお悩み解消」についてはこちらもおすすめです。